2025 05,09 01:55 |
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2007 08,09 22:00 |
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4日目:再度鎌倉
ついに旅も後半戦。今日は昨日合流したtrans-portさんと鎌倉へ向かうことに。 鎌倉といえば、以前series500さんとtrans-portさんと私の3名で来た地であります。今回は2度目の訪問。個人的には京都・奈良に続いて好きな場所です。 今回の目的は、「鎌倉五山」を訪ねてです。 鎌倉五山とは、北条氏が鎌倉末期に制定した諸寺のことで、すべて臨済宗のお寺です。寺はすべて手で5つであり、階級が決められている。そんなお寺を参拝していこうというのが今日の目的です。 鎌倉までいたって普通のルートで行き、鎌倉駅下車後徒歩で1つ目の目的地へ ・寿福寺:鎌倉五山第三位のお寺 残念ながら境内にはいることは出来ませんでした。 寿福寺を写真に収めた徒歩で、鶴岡八幡宮へ。 ↑鶴岡八幡宮 全国に多く点在する八幡宮。その一つである鶴岡八幡宮は鎌倉の武士に愛され、武芸の神様として厚く信仰されてきました。ちなみに八幡宮の総本山は九州佐賀県の宇佐八幡宮です。 鶴岡八幡宮を30分かけて参拝した後、炎天下の中2km先の寿妙寺へ ・寿妙寺:鎌倉五山第五位のお寺 先ほどのお寺と違って、後ろの山門うまいことマッチしてとても綺麗でした。夏空とあって効果が増してました。 寿妙寺参拝後、さすがに炎天下歩いて鎌倉駅まで戻るのはキツいのでバスに乗りました。熱中症にご注意あれです。 鎌倉駅でさらりとスパゲッチーを食し、再びバスに乗り建長寺へ ・建長寺:鎌倉五山第一位のお寺 建長寺は日本史の中では超一級品です。建長寺船を元に送りその資金で創建。開祖は蘭渓道隆。日本史では必須のお寺。鎌倉五山の中で第一位とあって非常に大きなお寺でした。 その後、またもここから徒歩で次のお寺に向かう。 ・浄智寺:鎌倉五山第四位のお寺 木々に覆われたお寺で、木陰にはいると涼しくセミの鳴き声が聞こえてくるお寺です。中には布袋さんが安置されいます。 そこからすぐの所に、東慶寺というお寺があります。鎌倉時代にはあまり出てこないお寺で、鎌倉五山にも上がっていないお寺です。がこのお寺は江戸時代に登場するお寺として有名です。 江戸時代の離婚といえば、「三行半」しかなく女性はこの東慶寺などのお寺に駆け込んで三行半を願うしかなかったのです。なのでこのお寺は「縁切寺」や「駆け込み寺」と称されるようになりました。日本史の資料集内では、夫に追いかけられている妻が、寺の境内めがけてわらじを投げているシーンが描かれたものが載っています。自分の一部が寺に入れば、縁切り成立とされていたので女性は、自分の何かを投げたと言うことです。しかし実際はそこから今で言う離婚調停が始まることになるのです。 そんなお寺をあとにして、最後のお寺に向かうことに。 ・円覚寺:鎌倉五山第二位のお寺 円覚寺は「円覚寺舎利殿」として有名であり、当時の文化の花頭窓が日本史の教科書の文化のページに載っています。この花頭窓は、後の東山文化の鹿苑寺金閣3階部分や慈照寺銀閣にも採用され、日本の伝統文化として発展していく重要な建造物です。残念ながら舎利殿は期間公開らしく見ることは出来ませんでした。 これにて今回の目的は達成!! 鎌倉に戻り今後の予定を立てることに。一応このあとの新横浜ラー博まで時間があったので、「乗り鉄」を敢行!!(trans-portさんとの協議の結果) 後述の付録を見ていただいても分かるが、この機を逃したら一生乗ることのない「相模線(茅ヶ崎~八王子)」と「横浜線(八王子~新横浜)」を乗り鉄することに・・・ 相模線は単線で未だかつてこんな路線は知りません!!線路が国境のようになっている。西側は田園風景。東側は住宅地・・・ 何ともカワイそうです・・・ 関西ではあまりお目にかかることの出来ない路線です。 横浜線は相模線と違って、複線で快速も運行される路線です。根岸線直通もありかなり都市的路線です。 2路線乗れてこんなに差があるものを見れて良かったです。 その後ラー博など行ったあとホテルに戻る・・・ 付録:行程表(記号の説明 ( )乗り換え //下車 ∽折り返し ・・・徒歩) 【4日目:東京~神奈川~東京~神奈川~東京】 ホテル・・・秋葉原→<外回り>→(品川)→<普通久里浜行>→鎌倉//・・・寿福寺・・・鶴岡八幡宮・・・寿妙寺→<バス>→鎌倉//→<バス>→建長寺・・・浄智寺・・・東慶寺・・・円覚寺・・・北鎌倉→<快速逗子行>→鎌倉//∽→<普通千葉行>→(大船)→<特別快速小田原行>→(茅ヶ崎//)→<普通海老名行>→(海老名//)→<普通八王子行>→(八王子//∽)→<普通東神奈川行>→新横浜・・・ラーメン博物館・・・新横浜→<普通東神奈川行>→(東神奈川行)→<普通大宮行>→(東京//)→<普通大宮行>→秋葉原//・・・ホテル PR |
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