一昨日の火曜戦線は2勝2敗というイーブンで過ぎ去り、ついに本日3日目の戦線が到来した。
今回の戦地での共通の課題。それは・・・

日本史

手前味噌であるが、高校時代日本史に関してはA組のK君B組の私と言われたものである。ご存じの方も多様ばかりいるはずだ。ほんと手前味噌ですみません。
その日本史を用いての試験が今日の戦地で展開される。その前に今日の登校時～帰宅までを述べていきたい。

【出会いは11月～華麗なる一族】

私は決してミーハーではない。それだけはこの内容を述べる前に言っておきたい。昨年11月。小説閑散期を打開するために、大学の丸善へ小説をぶらり見に行く。閑散期に突入する前は、松本清張の「点と線」を読んでいた。しかしゼミの課題が忙しくなり、小説から遠のいていた。そんな状況下で小説コーナーを物色する。ふと背表紙が空色の本を見つける。

華麗なる一族　山崎豊子

山崎豊子という人物は、白い巨塔で知っていた。私は、その華麗なる題名に惹かれ購入することにした。
それから月日は流れ今日、やっとの事で上中下巻すべてを読み終わった。偶然か必然かかわからないが、奇しくも今日曜午後9時よりSMAPの木村拓哉主演で「華麗なる一族」が放送されている。私はやはりテレビを観るのではなく、小説を通して情景を浮かべるのが良いと考えている。しかしテレビもこの小説をどのようの再現するか楽しみにみている。

しかしこの小説と日本史がどのようにリンクするのか・・・　それは次項に紹介しよう。

【鉄は国家なり～工場見学と小説そして戦線へ～】 

昨年の12月20日に住友金属和歌山工場へ見学に行った。その時はすでに「華麗なる一族」の小説を読み始めていた頃であった。小説で出てくる万俵鉄平の経営する阪神特殊製鋼と住金がなぜかダブった。
いつ頃だろうか・・・私がこの国の鉄鋼分野に興味を持ち始めたのは・・・　ゼミで住金に行くことが決定した際も思わず「やった!!」と声を出して、冷ややかな目で見られたことを覚えている。
日本の高度経済期には「鉄は国家なり」と叫ばれ、銑鉄一貫生産を行った。この内容は今日の戦地で使用する内容であった。
言い忘れていたが、今日の戦地「経営史（日本）」は江戸期から現在までの経営史を問う教科である。昨日のブログに登場した学部長司馬氏（←匿名性を記すために敢えてこうしております）がこの教科の講師である。
こうして偶然か分からないが、一筋の鉄の道が出来てしまった。春休みにでも日本における鉄の歴史と鉄鋼の流れ、そして「鉄は国家なり」とは一体どんなものだったのか研究してみたい。

【ついに決戦～司馬氏戦地～】

この項目を述べる前に、事前に戦線を打破するための研究会を開いた。参加者は見習い雀士氏と灰色狼氏。3人寄れば文殊の知恵と言ったものだが、公開された過去問に全く太刀打ちできないといった事態であった。
そのような状況で、戦地に赴く。答案を見るなり

予想通り!!ふ～～ビックリした♪

といった問題でした。しかし終了後、戦友の歳氏・灰色狼氏との対談またまた手抜き解答が発生。このディレンマはいつ解消されるのか。総じて言えば、決戦に勝利したのは確実だろう・・・・

【結成!!～秘密結社火曜会～】

前項で登場した「経営史（日本）」の試験勉強で、あるものを発見した。
戦後GHQの命令で、独占禁止法・過度経済力集中排除法などで解体を余儀なくされた財閥が、企業集団として会長クラスが指定日に会合を行うものがあった。
例えば、三井の二木会・三菱の金曜会・住友の白水会と言ったものである。「経営史（日本）」の試験を共に乗り越えた見習い雀士氏と灰色狼氏2名と私を加えた3名で、火曜会と称するものを結成することにした。
主な目的は、今後予想される単独では乗り切れない教科を担当者別に輪読および独自講義により、相互理解の促進。それに付随する相互援助協力。と言ったものである。しかしこれは建前。真の目的は、

3人の互いの趣味の共有と相互的に知識の集約である。

以前3人で会食したときも異様に趣味の範囲で馬が合うことに気づき、このような事態に至った。
初回は4月に行おうと計画中である。我が趣味と言えば鉄道。いかに興味深いもので、経営学部と密接しているか立証していきたい。

今日はこんな感じの一日でした。今週は土曜に戦地に赴かなければならない。今から対策を打たなきゃ!!