2024 10,05 15:45 |
|
2009 01,07 22:30 |
|
青春18きっぷ。この切符に出会ってから早4年が経とうとしている。
今日はその青春18きっぷを使って、観光と乗り鉄2つのことを行った。今回の行先は「伊勢神宮」である。伊勢神宮のある三重県は奈良県と並んで近鉄が優勢の地域で、自宅から参拝するにしても明らかに近鉄を利用したほうが早く着ける。が、今回は青春18きっぷの旅なのでJRを利用していくことになった。 朝5時45分に起きて、最寄り駅の高井田中央駅から放出にでる。ハナテンから普通木津行きに乗り、ひたすら電車に揺られる。車窓から外を眺めると、くずはの高層マンションのライトがちらりと見えた。木津に着いた頃は、すっかり明るくなり通勤者がホームにあふれていた。 木津は、奈良・京都・大阪に出れる要所である。周りには新興住宅地が広がる。私は通勤者とは違った方向である加茂方面の電車に乗り込む。加茂に着くて同一ホームで亀山行きに乗り換えることができる。 亀山行きは予想以上に人が混んでいた。2両編成であったが、席はすべて埋まっていた。ちょうど通学時間ということもあり学生の姿もちらほら見受けられた。亀山行きにはちょっとした名所がある。加茂~亀山間は鈴鹿山脈を越えて走る路線である。(関西本線) 鈴鹿山脈は超えるが容易ではなく、記者の時代はスイッチバックが加太(かぶと)のあたりに設置されていた。しかし気動車になってから、超えるのが容易となり2006年に廃止となった。その遺構が車窓から望むことができる。 亀山からは、1両編成の気動車に乗り込む。思いっきり混んでいて、御堂筋線のようだった。大半が伊勢市まで一緒であった。それはみな伊勢神宮参拝者ということになる。 伊勢市に着いたのは自宅を出て約4時間半後のことであった。冒頭にも述べたように近鉄の特急を利用すればもっと早く行けたのだが、今回はこのような旅も味がある。 伊勢神宮は一般的に外宮参拝後、内宮に参る。今回もその慣例に従い、外宮から参る。7日ということもあり、初詣でを兼ねて多くの参拝者でにぎわっていた。いつも1月の下旬に参る私だが、1月の下旬に参ると青春18きっぷが使えないので今日の参拝となった。新年早々ということなので「お神酒」を頂くことができた。なんだかラッキーである。外宮参拝後、バスで内宮へ移動する。 内宮は外宮以上に参拝者が多かった。これも新年ということだろうか。内宮は広大な敷地を有している。五十鈴川にかかる宇治橋を渡り拝殿まではゆっくり歩いて15分ほどかかる。参道には松の木や大きな杉の木があり、生命の息吹を感じられる。15分ほどかけて拝殿に到着した時には心が穏やかになる。2015年の式年遷宮のために拝殿の横に空地がある。以前来た時は囲いがされていなかったが、いよいよ囲いがされムードが高まっていた。参拝後、少し歩いたところでまたもお神酒を頂くことができた。 再度、宇治橋を渡りおかげ横丁で伊勢うどんと赤福を食べる。やはり旅行の醍醐味は食事ですな。 ちょっとしか観光をした後、ここからが乗り鉄の本番。今まで乗ったことのない路線を乗りつぶす。 バスで宇治山田にでて、近鉄で鳥羽に出る。近鉄線は全線乗ったので今回は移動手段として乗る。鳥羽から快速みえにのる。そして桑名まで向かう。以前、関西本線名古屋~桑名間は乗ったことがあるので、今日は関西本線完乗のために桑名に向かう。途中、伊勢鉄道線という第三セクターを通過する。ここは残念ながら青春18きっぷが使えない路線で490円払うことになった。 桑名からは、亀山に戻る。亀山ではキハ120系の連結シーンを見ることができた。気動車同士の連結を見たのはこれが初めてである。亀山から柘植・草津と乗り継ぎ東海道線で大阪へ戻る。 どう考えても、現地で観光している時間より列車に乗っている時間のほうが長かった今回の旅。 時間がたっぷりある時にこういう旅もいいもんだ。。。 付録:行程表(記号の説明 ( )乗り換え //下車 ∽折り返し ・・・徒歩) 【お伊勢参り】 自宅・・・高井田中央→<普通放出行>→(放出)→<普通木津行>→(木津)→<普通加茂行>→(加茂)→<普通亀山行>→(亀山)→<普通鳥羽行>→伊勢市//・・・内宮→<三重交通>→外宮→<三重交通>→宇治山田→<普通賢島行>→(鳥羽//∽)→<快速みえ名古屋行>→桑名∽→<普通亀山行>→(亀山)→<普通加茂行>→(柘植)→<普通京都行>→(草津)→<新快速網干行>→(大阪)→<内回り>→(京橋)→<普通松井山手行>→(放出)→<普通久宝寺行>→高井田中央//・・・自宅 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |