2025 05,08 18:53 |
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2008 06,15 23:26 |
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今日はtrans-portさんとともにまたも「近鉄乗りつぶし」に行ってきた。
今回向かったのは、行政区分的には近畿地方なんですが地理的に名古屋の影響をもろに受けている三重県。その中でも松阪市に行ってきた。 どの電鉄会社も自社の命運をかけた出来事や路線がある。 阪急ならば、JR(当時は国鉄)との競争と沿線宅地開発など。近鉄ならば伊勢地方の観光開発や沿線の寺社仏閣への輸送など。各社さまざまな戦略をもって収益を確保してドル箱路線と呼ばれるものを形成していったはずである。もっとも有名なのが阪急の宅地開発である。田舎に通すだけではまったく利益の出ない。だからそこに宅地を作る。今でいうニュータウンである。 今回は近鉄に乗ったので、近鉄の話をしたい。 近鉄は私鉄の中で営業キロ数が第一位の会社である。2府3県に路線を敷き、多くの人を移動させている。私が考えるドル箱路線は、「奈良線」と「大阪線」の二本。ではなぜドル箱なのか・・・ (今回は奈良線のみ取り上げる。大阪線を経由して松阪に行ったのに、大阪線のことにも松阪のことにも触れません。読んで頂いたらわかりますが、昨日のblogの尾を引いています) 奈良線は、大阪難波から奈良に至る路線。(正確には難波線があるが、今回は奈良線と呼ぶ) 多くの通勤通学客を日々運ぶ路線である。沿線には多くの私立学校やニュータウンが形成されている。地理的にも優位なところを走っている。 JRは奈良に向かう路線が2本ある。JR大和路線とJR学研都市線の二本。両線とも大阪・奈良間に横たわる生駒山地を避けてしかれている。そのため大阪都心から奈良への所要時間が必然的にかかる。しかし近鉄は生駒山地にトンネルを掘ったことで、JRと比べると圧倒的に早い。このトンネルには多くの時間と歴史が眠っている。(今回は多くは語らない・・・ 気になる方はwikiへ) 昨日のblogで時間のことを取り上げたが、朝はなぜか時間の過ぎるのが早い。某ファーストフードの宣伝で「朝は時間が早い」みたいなことを言っていたがまさにその通りである。奈良線がドル箱路線になったのは、「早く大阪に行ける」が強みだったのではないだろうか。そして今もそれが強みであろう。快速急行を使えば40分弱で行けてしまうのだから・・・ PR |
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