今日の内容は、昨日の分も取り入れたがっちりとした内容＆小説風??でお送りしたいと思います。
最後までよろしくお願いいたします。


～序章：突発的出来事への対処～

話は昨日にさかのぼる。何気なくメールを午後11時ごろにチャックしているとあるメールが飛び込んできていた。

「1次選考通過のお知らせ」

そんな題名のメールをあけてみると、先日受けたSPIが合格していたそうだ。なので2次選考に来てほしいとのこと。すかさず予定と照らし合わせてみると、どう考えても明日(3月4日)しか入らないことに気づく。「しかたがない・・・」そう思いつつ予定をいれ、選考を受けるために履歴書を書く。これが悲劇の始まりであった・・・


～第1章：府外脱出と恐怖の検査～

結局寝たのは午前2時で、兵庫県某市で選考があるため朝7時に起床する。

目覚めはまずまずだが、まだ寝足らない・・・　身支度をし、7時40分に家を出る。選考場所がJR沿線であったため、おおさか東線を使って向かうことに。

8時1分発201系の放出行きに乗り込む。ラッシュアワーというのにこの閑散振り・・・　「採算を見越して作ったのか」と思わせるものがあります。放出に着くと尼崎に向かうため列車を乗り換えることに。着くと目の前から207系尼崎行きが行ってしまう。次の列車は、直通快速らしい。

「直通快速!!」

少し心が躍ってしまいました。見たことがあるが乗ったことのない列車223系6000番台。
到着した列車に乗り込むとさすがに奈良方面から来たこともあって紺ですと思いきや、座席が埋まってる程度でした。ほんとに採算性を疑わせる路線です。

快適な223系で尼崎に到着。朝コーヒーを飲んだせいかトイレに行きたくなったので、列車を数本遅らせることに。次に乗り込んだ列車が207系。たぶん東西線経由のものでしょう。乗り込んでみると"FOOTBALL"と背中にかかれた高校生の軍団が!!　座席に座りたかったのですが、1両丸まる占拠されていました。バイトがら多くの高校の名前は知っていますが、ユニフォームの名前を見ていると、聞いたこともない高校でした。某I高校だそうです。

数分後、目的駅に到着。高校生ともおさらば!!　少し歩き、選考会場に到着!!
結果を言いますと面談はまずまずでした。が・・・・


「プレペリン検査並みのものが10項目も!!」


やらされてしまいました。おかげでヘロヘロ・クタクタ・・・

終わったのは11時ちょっと過ぎたころ。次の選考もあるので、すかし歩いたところにある阪急に乗って梅田に向かうことに・・・


～第2章：自分の知識に怒りを感じたとき～

阪急に乗って、一路梅田に。途中車窓から見える桜にうっとりしてしまいました。そのとき聴いていた歌もなんとなくマッチして(笑)

相変わらず梅田は人が多く、ついたときには正午前。昼食をとるために地下にもぐる。寝不足のせいか、「油もんは通らない」と感じ蕎麦をすすることに。だが結局天ざるを頼んでいた自分がいた(・・・)

時計を見ると12時30分。懐がさみしいため少し補充をするためにPost Officeに行く。うん千円を下ろし、ヨドバシに向かう。以前写真撮影に行った際に、カメラの保護フィルムが剥がれてしまいそれを購入するためである。

買い物を済まし、時計を見ると12時55分。次の選考会場である梅田付近にある某ホテルに向かう。このホテルを見るたび、旅行業務取得祝いの飲み会を思い出す。ともに戦った同士はどうしているだろう・・・　　そんなことを思いつつ、ホテルの会場へ。

今回は純粋に筆記試験との通達が来ていた。そのため気軽な気持ちで受けた。しかしその気軽さが悲劇を生む。作文の登場である・・・　先日も小論文試験を受けたばかりである意味拒絶反応が出た。しかしそうも言っていられない。申し渡された課題に果敢に挑戦する。

次は筆記試験だ。内容はいたってシンプルなものだったが、時事問題と地理問題が入っていた。そこで私は大きな過ちを犯す・・・

「郵政民営化後にできた会社は??」

はい知りません!!断片的に知っていますが、4つ答えろとは酷な話!!　つい1時間前に利用したATMの残像が頭をよぎり、CMが頭をよぎり、いろんなことが駆け巡る。そして出した答えが・・・

「郵政事業株式会社・日本郵便株式会社・かんぽ保険株式会社・ゆうちょ銀行」

後でケータイで検索してみると、見事にはずれ!!答えは日本郵便株式会社ではなく郵便局株式会社だそうです。詳しくはwikiってください。

悲劇はこれだけではない。地理問題である。個人的にチリにはかなり強いほうで、いまだにウラル山脈が頭にこびりついて離れないほどである。とはいえ中学校LVだが・・・　で問題が、「マレーシアの首都は??」

「マレーシア」ね～～

すかさず、ハノイと書く。がよくよく考えてみるとハノイはベトナムであった。そう思い、思考をめぐらせた後出した回答が・・・

「マレーシア」(理由：マーライオンがいたような・・・)

後でこちらもケータイで調べました。愕然しました。答えは「クアラルンプール」!!　完全にシンガポールと勘違いしていました。ちょっとの間でそこに立ち止まり自分の情けなさを悔やみました。そしてもうこれ以上ドジはしないことを固く誓いました。


～第3章：疲労の限界とKY男～

最後に3時から始まる選考へ!!場所は淀屋橋。移動時間が45分という少なさにもめげず、梅田から向かう。意外と早くついたので、大阪人の心「ミックスジュース」を飲むことに。すでに疲労ゲージは120％と限界を突破し、あとは沸けわからない力しか残っていませんでした。

いよいよ選考が始まる。集団面接で、気づけば全員京都の大学。スタンダードな質問が来た。

「自己PRと志望理由をお聞かせください」

私の順番は2番目。よくも悪くもない位置。いつも通りハキハキとしゃべり、難なくクリア～～　が4番目の男がやらかした!!むちゃくちゃしゃべり、挙句の果てに人事の興味の話を引く話をしだす。いわゆる周りの空気を読まない

「KY男」の降臨

である。どう考えても1人3分程度が持ち時間と考えられる中、KY君は10分もしゃべり続ける。しかも人事はその話に入り込み、私を含むほかの受験者は、↓↓

ついに人事部は「君面白い!!」と太鼓判を押しあがる。その瞬間私の心の中にあった緊張という見えない糸が「パチン」と弾けた。

その後の質問は自分でも何を言ったか覚えたいない。というか第1章で触れた検査の疲れなども重なって、「もういいや」という気持ちになり、何がなんだか・・・

その後、筆記試験がありましたが数学は適当にやりました。こんな経験初めてです。

終了後、KY男と同じエレベーターに乗りました。そこにはほかの受験者1名の計3名。その中でKY男が放った言葉・・・

「今日は久しぶりに人事の人と話したわ」
「お二方はどうでした??」

どうでしたじゃねいだろう!!!　大体お前のせいで空気滅茶苦茶やぞ!!!　いっぺん前に流れる川に××××で××やがれ!!!　この××××!!(この文章を読んでおられる方々自身でお考えください。)

と心の中で叫んでしましました。たぶんそばにいた方も同じ気持ちでしょう。


～最終章：cool downのために～

かなり熱くなってしまった。そんな心を冷やすために目的もなく歩く。そばに地下鉄の駅があったにもかかわらず、そこを通り越しひたすら歩く。今日あったことを思い起こす。しかし先ほどのことがやはり残る。数少ない中で生き残った大切な企業。一人の男の巧妙かつ戦略的行動によって、内定という文字がまたひとつ消えた・・・　ぷらぷら歩くうちに、目の前に「天神橋１」の文字が・・・


「そうだ!!大阪天満宮に参拝しよう」


JR　T海のCMみたいだが、そう思い神社を参拝する。以前お参りしたときは梅の咲くころであった。今は桜。その間、幾重にも浮き沈みを繰り返し今日に至る。

過ぎ去った過去は一筋の功績にしか過ぎず、ただひたすら前に進むだけ。

という文章がふと思いつく。すかさずケータイのメモ欄へ記録を残す。

またぷらぷらと歩くが、もういい加減帰らなければと思い、そばになる大阪天満宮駅からJR東西線207系に乗り込む。そこにまたやつらが!!!

I高校～～

偶然なのか必然なのか朝でやった人たちとまったく同じ・・・　本当にびっくりしました。
彼らは京橋でいっせいに降りたので、朝とは違い座席に座ることができました。

そして電車は動き出し、第二寝屋川を渡る。いつも見て切る汚い川が夕日に染まり光っていました。そのとき今日あったことがなんだか自分に課せられた試練のごとく蘇ってきました。しかし今なおあの男は許せません。今度あったときは・・・　というか会いたくありません。

そんなことをめぐりながら、家についたころには精根尽き果ててまるで抜け殻のごとく、台所のイスに座り込んでしまいました。

・・・END・・・